今日は嬉しいことがありました。
私が4月頃から週3回訪問リハビリを担当している90歳代の女性。本日彼女のリハビリ中に担当CMさんが来訪されました。書類にサインを貰いに来た様子でしたが、私もリハビリが終わりかけだった為3人で談笑していました。日ごろからお世話になっているCMさんなので会話が弾みます。
会話中ふとCMさんが彼女にこう問いかけました。
「リハビリはどうですか?」
すると彼女はこう答えました。
「気兼ねなく話が出来ます。良い人を紹介してくれて本当にありがとうございます」
私は彼女の言葉がとにかく嬉しくて、笑顔を隠し切れませんでした。
それと同時に、リハビリは身体機能だけではないということを強く感じました。彼女から自然と出てきたこの言葉は、リハビリが身体機能面だけでなく精神面でも一翼を担うことが出来ている証だと感じました。
私はいつも利用者さんにとっての孫やひ孫のような存在を目指しています。彼女とはまさにそのような関係性を築くことができていると思いますが、まだまだ目指している関係性にまで達していない利用者さんがたくさんいます。
リハビリを増やす提案をしても受け入れがあまり良くないこともあります。追加の受け入れが良くないということは、そこまでの関係性が出来ていない証拠。リハビリの重要性を理解してもらうにはそれなりの関係性が必要です。【正論では人は動かない】というのは本当にその通りだと思います。
今回の利用者さんも始めは週2回からスタートしています。関係性が構築されていく中でリハビリ回数の追加を提案。快く承諾してくれました。
利用者さんの性格は十人十色であり、その人に合った対応方法を考えることが必要ですが、このような成功ケースを大切にし、次に生かしていきたいです。