南の小言

100年健康を作るPTの日常

口は災いの元

接骨院の方は医療従事者ではないので基本的には間違った情報を与えていると思ってください」

 

これはX(旧Twitter)にて、フォロワー3,000人を超える整形外科医がポストした内容です。

 

年間延べ10万人が受診する整形外科医院の創設者のこの発言が波紋を呼んでいます。

 

これはインプレッション稼ぎのネタとして発言したものなのか本心なのか定かではありませんが、いずれにせよ多くの柔道整復師を敵に回す発言です。

 

確かにどのような患者さんにも電気治療やホットパック治療のみを処方する所謂【良くない接骨院】も多く存在しますが、かといってこのような極端な発言は医療機関を代表とするものとしてどうかと思います。

 

正しい情報はなかなか周知されず、大袈裟な伝え方をしなければ爪痕を残す事ができないこのSNS時代。

 

SNSによる誹謗中傷が大きな社会問題になっている現在、こういった発言もある意味誹謗中傷です。ましてや影響力のある人間がこういった発言をしてしまうと、情報弱者接骨院に行かなくなるかもしれません。営業妨害にもなりかねませんよね。

 

こんな時代だからこそ、影響力のある無いに関わらず言葉を選んで発言する必要があります。

 

【口は災いの元】

 

会員さんと会話する際は、一つ一つの言葉に責任を持って声をかけていきましょう。