南の小言

100年健康を作るPTの日常

健康アップデート

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睡眠に関する参考書が先日届きましたが、ハンドブックと記載されている割には大きく分厚い…

写真だと分かりにくいですが、学生時代の教科書くらいの大きさがあります。隣が脊柱管狭窄症の参考書ですが、ハンドブックというのでこれくらいを想像していました。私は訪問と訪問の間で事務所に戻る時間がない時は車で参考書を読んだりしますが、教科書サイズだと持ち運んで読む気になれません。良いと思ったら特に調べずポチッとする性格だからこうなるということですね。反省。

 

ということで睡眠の勉強を始めたわけですが、まあ難しいですね。サイトやSNSで睡眠について調べるとたくさんヒットしますし、分かりやすく記載してあるものもたくさんあります。しかし、睡眠分野に限らず参考書は【当たり前のことを難しく記載している】ことが非常に多いです。大切な情報もたくさんありますが、無駄に膨らませている情報もたくさんあるため分厚い教科書が完成してしまいます。

 

参考書なので当たり前と言えば当たり前ですが、勉強する上ではYouTubeで動画として上手くまとめてあるものやSNSを活用する方が時短になります。

 

しかし私は参考書を選択します。情報は溢れていますが、結局信憑性の高い情報は参考書に載っています。

健康アップデートとは?実施の背景と医療・健康分野への影響

2017年12月6日に健康アップデートが施行されました。健康アップデートとは、医療や健康に関するWEBサイトを対象としてGoogleが実施した検索アルゴリズムの更新です。

これにより医療機関が運営するサイトや実店舗を持つ事業者が運営するサイトが上位に表示されやすくなり、逆に個人的に運営しているサイトは表示されにくくなりました。この施策の背景に【信憑性の乏しい低品質コンテンツが量産されてしまった】と言うのものがあります。Googleは医療や健康に関して誤った情報が拡散されることを非常に危険だと判断したのでしょう。

 

しかし、InstagramやX(旧Twitter)を始め多くのSNSは誰でも自由に情報発信者になれる事に加え、信憑性の低い情報だとしても規制が入りません。つまり、ネットに転がっている医療や健康に関しての情報を鵜呑みにすることはあってはならないと言うことです。

 

参考書を用いることは多少遠回りになることなのかもしれませんが、正しい情報を手に入れるためには必要な方法です。

 

参考書とネット(SNSやサイト)の両方を活用することが重要だと思います。