南の小言

100年健康を作るPTの日常

小学校でセミナー開催!

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今日は小学校のPTA企画のセミナー。約20人の親子の前で1時間程話をさせていただきました。テーマは「誰でもできる疲労をためない身体づくりのコツ」ということで、姿勢改善や呼吸の重要性について実技を交えながら説明させていただきましたが、大人と子供の双方を楽しませることに苦労しました。

 

分かっていたことではありますが、解説を聞くという行為は子供にとってはとても退屈です。それよりもワイワイ身体を動かす実技の方が満足してくれます。しかし、大人は実技より解説の方が興味津々で聞いてくれます。ただ、大人は子供の楽しんでいる姿を見たいという気持ちも強く持っています。

 

この状況で全員に楽しんでもらうには解説と実技を適切な割合で上手く組み込む必要がありました。その点を意識してプログラムを組み、子供の表情を見ながら適宜プログラムを組み替えて臨んだつもりでしたが、結果はイマイチ。今日のセミナーは50点といったところでしょうか。満足のいく展開にはできませんでした。

 

ただ、この経験は本当に価値のあるものだったと思います。上手く展開することはできなかったものの、様々な世代の前で話す機会は良い経験になります。少しずつ傾向と対策を練り、機会を追うごとに質の高いセミナーを展開できるようにしていきたいと思います。

 

今回、セミナー前に親御さんを対象とした身体アンケートを実施しました。

【腰痛や肩こりが強い】や【太ももが張りやすい】等身体の問題を10個列挙し丸バツで記入して貰いましたが、ほとんどの親御さんが6個以上の項目に丸が付いていました。

参加者の大凡は30〜40歳の女性。スモールジムでも会員に多い年代です。

 

この年代の女性は、日本では「最も運動習慣の無い年代」と言われています。仕事と子育てが大きな原因でしょう。今回の参加者さんに聞いても、日頃から運動している人はほとんどいませんでした。

 

この世代の女性たちの人生をいかにサポートできるかが健康寿命延伸のキーポイントとなりそうです。